子どもから見える世界

子育て

こんにちは、あゆですっ!

前々回の記事で、発達心理学についてほんのちょっと触れたのですが、ありがたいことに「もう少し詳しく知りたい」とのお声をいただいたので、今日はそんなテーマで書いてみようと思います。

きみたち、頭隠して尻隠さず

かくれんぼ、いないいないばぁ……幼児遊びの代表格ともいえる遊び。

これらも、発達心理の観点から考えると、とてもおもしろくて、重要な意味を持っていることが分かります。

      

かくれんぼ

前々回の記事をよんでくださった方は、うっすらお気付きですね^^

幼児期(2~7歳頃)の発達心理学的特徴として、「自己中心性」というものがあります。

これは、物事を自分の立場からしか考えることができないといった特徴を指します。言い換えると、まだ客観的に自分を認識することが難しいということ。

    

部屋の隅で、目をつぶってまあるくなっているだけだったり、

ブランケットで頭を覆っても、おしりがしっかり出ていたり……

    

本人はいたってまじめに隠れているんですよね。かわいい^^

      

そんな遊びを、繰り返し繰り返し経験していく中で、ほかの子たちの姿を見ながら、自分の見え方に気付いていきます。自分を客観的に把握する力を、遊びの中で養っているんですね。

もちろん、かくれんぼは一人ではできませんから、鬼・隠れ役に分かれて、ルールにのっとり、楽しく遊ぶことを遂行するために、社会性が身につけられるといった側面もありますね。

      

いないいないばぁ

いないいないばぁ。ご存じのとおり、これはかくれんぼよりも年齢・月齢が低い、赤ちゃんでも楽しめる遊びです。

一般的に、自我が芽生え始めたころ(生後6カ月)から、この遊びを喜ぶようになるといわれています。

赤ちゃんは、自分の視界から見えないものは、存在しないものと判断します。それが成長に伴い、記憶力が発達していくことで、自分の視界から見えなくなっても、見えないだけで存在していることが理解できるようになっていきます。

いないいないばぁは、これを利用した遊びなのです。

「いないいない」と見えなくなっても、「ばぁ」で現れる。

繰り返すことで、

いないいない(来る来るっ、わくわく)

ばぁ(やっぱり来たぁwww)→ 笑い

という感じですかね^^

いないいないばぁは、記憶力向上にすぐれた遊びであると同時に、笑顔で視線を合わせるといったところから、愛着形成にも重要な役割を果たしてくれる遊びであるともいえます。

    

自我が芽生える前って、どんな世界?

赤ちゃんは、自分と自分以外の間に境界が無いといわれています。

自分も世界もひとつもの。自分と他者との区別もありません。

当然、自分と母親の区別もない世界にいるのです。想像できますか?

     

良いおっぱい・悪いおっぱいの話

ちょっぴり、メラニー・クラインという精神分析家の対象関係論というものをご紹介しようかなと思います。

対象関係論によると、赤ちゃんは母親のことを、「良いおっぱい」と「悪いおっぱい」とに分離して認識しているとのこと。おなかが空いて、それを満たしてくれるのは「良いおっぱい」だけれども、満たしてくれないのは「悪いおっぱい」だと、こういった感じに。同じおっぱいであっても、赤ちゃんにとっては同じものとは認識できません。

「良いおっぱい」は自分を満たしてくれる、良い対象

「悪いおっぱい」は自分を破壊しようとしている、悪い対象

そんな両極端な対象との関係性を取っていく中で、破壊よりも愛情を受け取ることが経験として多くなっていくと、やがて「良いおっぱい」も「悪いおっぱい」も、同じ母親だと統合して理解できるようになっていくという考え方です。

   

まとめ

いかがでしたか?

普段あまり考えることない、子どもから見える世界を感じていただくことができたでしょうか。

今回取り上げたのは、学術的にスタンダードなところばかりではあるのですが、いろいろなご意見があっていいものなのだと思います。

お子さんがいらっしゃるご家庭では、息子くん・娘ちゃんの目線はどんなだろうかと想像してみると、意外な発見があるかもしれませんね。

そして、このブログをご覧になっている方、みなさん経験してきた世界だと考えると、またそれもおもしろいですよね^^

    

ここまで目を通してくださり、ありがとうございました。

この記事が、少しでもあなたのお役に立ちますように。あいをこめて!

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