夫婦関係で生じるカサンドラ症候群って?

日常

こんにちは、あゆですっ!

このページにとんできてくださったということは、既婚者さんか、結婚をお考えの方か、はたまたカサンドラの当事者さんでしょうか。

わたしは元当事者です。

といっても、その当時医療機関に受診したわけでも、有識者から指摘されたわけでもないので、自己診断ということにはなりますが……くるしかったですよ。そして、今も。

今日は、まだまだ聞きなじみのない方も多いかと思われる、

「カサンドラ症候群」

について、書いていきたいと思います。

カサンドラ症候群って?

カサンドラ症候群、カサンドラ情動剝脱障害とは、アスペルガー症候群の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。

Wikipedia

簡単に言うと、

配偶者(またはパートナー)が、“大人の発達障害”であるがゆえに、分かり合えないことが日常の多くを占めていて、それでも相手と向き合おうと努めるけれども報われず、気が付いたときには、心も体もぼろぼろになっている状態

といったところでしょうか。

ちなみに、「カサンドラ症候群」はDSM-5(国際的な診断基準)に認められていない概念であるため、正式な病名ではありません。

症状

【身体的症状】

片頭痛体重の増加または減少、自律神経失調症、疲労など

【精神的症状】

情緒不安定、パニック、低い自己肯定感抑うつ無気力など

マーカーで引いたところは、わたしも経験した症状です。(ほとんどだ~)

   

特につらかったのは、時に起き上がれなくなるほどの頭痛と、夕食後の嘔吐でした。当時よりかなり改善してきてはいますが、今でも頭痛には悩まされています。

精神的にもだいぶ持ち直しましたが、自己肯定感の低さだけはどうにもならないかな…

これらの症状は、配偶者(パートナー)との関係性による不調和が原因なので、関係性になんらかの改善がない限りは治らないです。薬による対症療法は、症状緩和には効果があるかもしれませんが、根本的な解決をしてくれるものではありません。

わたしは離婚しました。(もちろん、カサンドラが離婚原因の全てではありませんでしたが)

   

分かり合えないって、具体的にどんな感じ?

この記事を読んでもらえると、なんとなくお分かりいただけると思います。↓

もうひとつ、こんなエピソードも。

娘の保育園デビュー、職場復帰を果たした直後に、わたしが体調を崩したときのこと。

その夜、わたしは、高熱、咳、胸痛、そして夜通しの嘔吐に苦しんでいました。

まだ、当時生後11か月だった娘も、夜通しギャン泣き。

長い夜が明けると、元夫は「全然眠れなかったわ。きついけど仕事行ってくる」と出勤。

起き上がることもできないわたしと、ぐずりっぱなしの娘を置いて。

わたしは、なんとか実家に連絡を取り、両親にヘルプを出しました。

その後、入院。

仕事をきっちり終え、病室に来た彼は、開口一番こう言いました。

「昨日の夜はマジで悪夢だった(笑)」

    

悪意は無いということ

これまで、耐えがたい言動は数え切れないほどありましたが、重要なのは、それらの言動のすべては、おそらくひとつも悪意なくわたしに向けられていたということです。

悪気がなければ許されることなのだろうかと、どれほど思い悩んだかわかりません。

それでも、愛する娘の父親です。

彼の思いを極力汲み、察し、なるべく希望に添えるようにと、こちらが歩み寄りました。

わたしさえ上手く立ち回れば、いい家庭でいられる。

安らげるはずの家庭は、仕事よりも気を遣わなければならない場になっていましたが、「もしかしたら、変わるかもしれない」と、そんな希望も持っていました。

けれども、次第にその作業に疲れ始めます。

一緒にいるのが苦しくて、怖い。

わたしの場合は、限界が先に来てしまいました。

   

二重の苦しみ

カサンドラ症候群は、配偶者(またはパートナー)における関係性の不調和によって生じるといった特性上、外からは見えにくい(きっとまったく見えないよ!)問題です。

第三者に話をしたところで、この感覚的な問題は、

他の人には正確に理解してもらえません。

「あなたのわがまま」

「どこの家でもあるわよ、それくらい」

「疲れてるのよ、ワーキングマザーなんて無茶するから」

など、心がえぐられるような反応ばかりが返ってくるだけでした。

これこそが、カサンドラ症候群といわれる所以です。

※カサンドラ…ギリシャ神話に登場する王女。彼女の言葉は誰も信じないようにと、呪いをかけられている。

    

カサンドラを知ってください

昨今、大人の発達障害について取りざたされることが多くなりました。

発達障害は特性であり、そのものが悪だということは決してありません

そもそも善悪で片付けるべき問題でもありません。

しかし、人知れず苦しみ、悩んでいる方は、かなりの数いらっしゃるのだと思います。

まずは「カサンドラ症候群」という単語を知ることだけで構いません。

そこから広がっていくものが、必ず誰かの助けに結びつくからです。

わたしの場合は、彼と別れるという決断に至りましたが、生涯の伴侶として共に生きていく道を歩まれているご夫婦も多数いらっしゃいます。

どうか、双方にとってしあわせな道を歩んでいけるカップルが増えますように

   

ここまで目を通してくださり、ありがとうございました。この記事が、少しでもあなたのお役にたちますように。あいをこめて!

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